国際総合学類2年の楢府さんが特別授業をしてくれました!
12月4日に春日校でインドの児童労働に関する特別授業を実施しました。この授業は私が夏休みに、実際にインドの児童労働の保護・リハビリ施設や関係するNGO事務所を訪問したことをもとに生徒たちに説明をしました。初めに、学校の地理の復習も兼ねて説明したインドの言語や文化の多様性を説明しました。
その後、本題の児童労働とはという話をしました。世界中に児童労働に従事している子どもは少なくとも日本の人口と同じくらいいて、世界中の子どもの約15%に当たります。
児童労働体験者の経験談を伝えたあと、彼らから言われた言葉を生徒たちに伝えました。「家族や周りの人を思うように、他の人を思って欲しい。」彼らは児童労働の原因を思いやりのなさだと言っていました。先進国の消費者が安いものを望み、小売店や流通業者などの生産者もできる限り安く製品を作ろうと努力して出来なかった分を自分よりも弱い立場の人に押し付けることを繰り返すうちに、その皺寄せが一番弱い発展途上国の子どもたちにいくという流れがあります。

そして、最後に私がインドに行って感じたことを生徒たちに話しました。

 「まず、自分を守るために勉強して欲しい。そのあと、誰かを守るために勉強して欲しい。」インドに行って私が一番思ったのは、「勉強」という武器を持たない子どもの多さでした。「権利」「法律」を知らないために監禁状態で働かされる子どもたちや、「読めない」「計算出来ない」ために適切な賃金をもらえない人々がいます。だから、まずは自分を守るために勉強してほしいと伝えました。それから、弱い人を助けるために勉強してほしいと話しました。最初は和気あいあいといった雰囲気でしたが、徐々に生徒たちは真剣に集中して聞いてくれました。言葉は知っていても、遠い貧しい国の話と思っていた生徒も多かったです。この授業を通して、身近な問題として興味をもってもらえれば嬉しいです。そして、見たくないものから目をそらすのではなく、より良い社会になるように考えて行動する大人になってもらえればと思っています。

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日本の子どもたちにはなかなか馴染みのない児童労働について知ることができた非常に良い授業でした。こうした特別授業から勉強することの意義を見つけられることもさくら塾の魅力と言っていいでしょう。